この記事でわかること
- RSI 30/70水準型(売られ過ぎ・買われ過ぎ逆張り)のバックテスト結果
- RSI 50線型(モメンタム判断)のバックテスト結果
- 2種類の手法を比較した場合の優劣と使い分け
結論:RSI 50線型が過去データでは安定していた
USDJPY 60分足・約2年間のバックテストでは、RSI 50線型(PF1.06)がRSI 30/70水準型(PF0.90)を上回る結果となった。
水準型は過去データでマイナス圏。強トレンド時に逆張りシグナルが連発し、連続損失になりやすい傾向が確認された。
リスク開示: このデータはUSDJPY 60分足・2024年5月〜2026年4月の過去データによるバックテスト結果です。将来の利益を保証するものではありません。FX取引は元本割れのリスクを伴います。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
RSIとは
RSI(Relative Strength Index)は、直近N期間の値動きから買われ過ぎ・売られ過ぎを0〜100のスケールで示すオシレーター系指標。期間14が最も広く使われる。
代表的な使い方は2種類ある。
- 水準型(30/70):RSIが30を下回ったら売られ過ぎ→上抜けで買い、70を上回ったら買われ過ぎ→下抜けで売り
- 50線型:RSIが50を上抜けたら上昇モメンタム→買い、50を下抜けたら下落モメンタム→売り
バックテスト結果(USDJPY 60分足 / TP45pips / SL30pips)
| 手法 | 総取引数 | 勝率 | PF | 合計損益 | 最大DD |
|---|---|---|---|---|---|
| RSI(14) 30/70 水準型 | 329回 | 38.0% | 0.90 | -593.7pips | 1092.3pips |
| RSI(14) 50線型 | 640回 | 41.7% | 1.06 | +633.0pips | 488.4pips |
詳細なエクイティカーブ・月次グラフはfxinsightのバックテストページで確認できる。
RSI 30/70 水準型(PF0.90)
RSIが30を上抜けた瞬間にロング、70を下抜けた瞬間にショートを入れる逆張り手法。
結果はPF0.90でマイナス圏。強いトレンド相場ではRSIが30〜70の間で往来せず、売られ過ぎ・買われ過ぎ状態が長続きすることが多い。このため「シグナルが出るたびに逆張りしたら損をし続ける」局面が頻繁に発生した。最大DD1092pipsは資金管理上も扱いにくい水準。
RSI 50線型(PF1.06)
RSIが50を上抜けたらロング、50を下抜けたらショートを入れるモメンタム追随手法。
640回と取引数が多く(1日約0.9回)、合計+633pips・最大DD488pips。トレンドが発生した局面で早期にエントリーできるケースが多い点が特徴で、水準型より最大DDも半分以下に抑えられた。
リアルタイムのRSIシグナルを確認する
fxinsightではUSDJPYのRSI(14)値をリアルタイムで確認できる。現在の相場状態を数値で把握しながら判断材料の一つとして活用できる。
まとめ
- RSI 50線型(PF1.06) は水準型と比べてPF・最大DD・合計pipsすべてで優位だった
- RSI 30/70水準型(PF0.90) は単独使用では過去データでマイナス。他指標との組み合わせが必要
- いずれも過去データであり、将来の成績を保証するものではない
口座選びも重要
バックテストを実トレードに活かすには、スプレッドが広い口座では同じシグナルでも結果が変わる点に注意。