この記事でわかること
- 5期間・20期間・50期間の高値安値ブレイクアウトをUSDJPY 60分足で比較したバックテスト結果
- 期間が変わるとPF・勝率・損益がどう変化するか
- 5期間ブレイク(PF1.09)が最も有効だった理由
結論:5期間ブレイクが最良、50期間はマイナス圏
USDJPY 60分足・約2年間のバックテストでは、5期間高値安値ブレイク(PF1.09)が3種類の中で最も安定した結果。20期間(PF1.03)もわずかにプラス、50期間(PF0.98)はマイナス圏だった。
リスク開示: このデータはUSDJPY 60分足・2024年4月〜2026年4月の過去データによるバックテスト結果です。将来の利益を保証するものではありません。FX取引は元本割れのリスクを伴います。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
高値安値ブレイクアウトとは
直近N本のローソク足の最高値または最安値を更新した足でエントリーするモメンタム系の手法。「ドンチャンブレイク」とも呼ばれる。
- BUY:当足の高値が直近N-1本の最高値を上回った(N期間高値更新)
- SELL:当足の安値が直近N-1本の最安値を下回った(N期間安値更新)
バックテスト結果(USDJPY 60分足 / TP45pips / SL30pips)
| 期間 | 総取引数 | 勝率 | PF | 合計損益 | 最大DD |
|---|---|---|---|---|---|
| 5期間(high5_low5) | 1494回 | 42.4% | 1.09 | +2407.9pips | 792.0pips |
| 20期間(high20) | 975回 | 40.7% | 1.03 | +486.0pips | 1290.0pips |
| 50期間(swing_high50) | 622回 | 39.9% | 0.98 | -169.9pips | 1219.8pips |
詳細なエクイティカーブ・月次グラフは各バックテストページで確認できる。
5期間ブレイク(PF1.09・+2407.9pips)
1494回(1日2.1回)と最もシグナルが多く、3種類の中で最大の合計損益。5期間(=5時間)という短い観測窓口が、USDJPY 60分足のモメンタムをタイムリーに捉えやすい設定と考えられる。
20期間ブレイク(PF1.03・+486.0pips)
975回(1日1.3回)。PF1.03とわずかにプラスだが、最大DD1290pipsが5期間(792pips)の1.6倍と大きい。シグナル数が減る一方でドローダウンが大きく、安定性に課題がある。
50期間ブレイク(PF0.98・−169.9pips)
622回(1日0.9回)でPF0.98とマイナス圏。50期間(=約2日分)の高値安値突破は、シグナル発生時点でほかの参加者も気づいており、すでに値動きが起きてしまっている場合が多い可能性がある。
リアルタイムのシグナルを確認する
fxinsightでは高値安値更新の状態をリアルタイムで確認できる。
まとめ
- 5期間ブレイク(PF1.09) が3種類の中で最良、合計+2407.9pips
- 期間が長くなるほどシグナル数が減り、PFも低下する傾向
- 50期間はPF0.98でマイナス圏
- 過去データに基づく結果。将来の成績を保証するものではない