この記事でわかること
- FXインジケーター(テクニカル指標)の種類と特性
- トレンド系・オシレーター系の違いと使い分け
- バックテストデータから見る有効性の差
FXインジケーターの種類
FXのテクニカル指標は大きく3つに分類されます。
トレンド系指標
相場の方向性(トレンドの有無・強弱)を確認するために使われます。
主な指標:移動平均線(EMA・SMA)、ボリンジャーバンド、一目均衡表、パラボリックSAR、ピボットポイント
特性:トレンドが発生している環境で機能しやすい。レンジ相場では「だまし」が多発しやすい傾向があります。
オシレーター系指標
相場の過熱感(買われすぎ・売られすぎの状態)を数値で表します。
主な指標:RSI、ストキャスティクス、CCI、Williams%R、RCI、MACD
特性:レンジ相場で機能しやすい。強いトレンド相場では上限・下限を超えた状態が継続するため、単独では機能しにくいことがあります。
プライスアクション・その他
ローソク足のパターンや価格水準を基準にした指標群です。
主な指標:ピンバー、包み足、スイング高値・安値
組み合わせの基本的な考え方
複数のインジケーターを使う場合、「同じカテゴリを複数重ねても根拠の積み上げにならない」点が重要です。
例えば、EMA20・EMA50・EMA200は全て「移動平均線」という同カテゴリです。3本確認しても、独立した根拠にはなりません。
一方、EMA(トレンド系)とRSI(オシレーター系)が同じ方向を示している場合、異なる視点から同じ状態を確認していることになります。
バックテストによる有効性の差
当サイト(fxinsight)ではUSDJPY 60分足で56指標をバックテストしています。現在完了しているトレンド系18指標の結果から、指標ごとに有効性に差があることが確認できます。
| 指標 | PF | 取引数 |
|---|---|---|
| BB %B(3σ) | 1.30 | 94回 |
| ウィークリーピボット | 1.24 | 229回 |
| デイリーピボット | 1.15 | 557回 |
| Close vs EMA200 | 0.91 | 239回 |
一般的によく使われるEMA200でも、単独シグナルとしてはこの検証期間中はマイナスになりました。「よく使われているから有効」ではなく、データで確認することが重要です。
リアルタイムシグナルを確認する
当サイトのダッシュボードでは56指標のシグナルをリアルタイム表示しています。どの指標が同じ方向を向いているかを一覧で確認できます。