この記事でわかること
- EMA(指数移動平均線)20・50・200期間のUSDJPY 60分足バックテスト結果
- EMA20傾き・Close vs EMA各期間の有効性の差
- 期間が長くなるほど単独シグナルとしての有効性がどう変化するか
リスク開示: バックテスト結果は過去のデータに基づく検証です。将来の利益を保証するものではありません。FX取引は元本を上回る損失が生じる可能性があります。本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。取引判断はご自身の責任で行ってください。
検証結果サマリー
USDJPY 60分足・TP45pips / SL30pips 固定・約2年間の条件で検証しました。
| 指標 | PF | 勝率 | 取引数 | 合計損益 |
|---|---|---|---|---|
| EMA20 傾き | 1.13 | 43.3% | 635回 | +1,384pips |
| Close vs EMA20 | 1.04 | 41.4% | 718回 | +519pips |
| Close vs EMA50 | 1.08 | 42.3% | 447回 | +630pips |
| Close vs EMA200 | 0.91 | 38.1% | 239回 | -417pips |
EMA20傾きがPF1.13で最も高い結果でした。EMA200はPF0.91と、この検証期間中はマイナスとなりました。
EMAとは
EMA(指数移動平均線)は、直近の価格に大きなウェイトをかけて計算する移動平均線です。同じ期間のSMA(単純移動平均)と比べて価格変化への反応が速い特徴があります。
主な使われ方
- EMA20(短期):短期的な方向確認
- EMA50(中期):中期的なトレンド確認
- EMA200(長期):長期トレンドの方向・主要サポートレジスタンスの参照
バックテストの条件定義
EMA20傾き
直近のEMA20の向き(上昇方向 / 下降方向)で判定します。
Close vs EMA(位置)
現在の終値がEMAより上か下かで判定します。
- 終値 > EMA → Bullish
- 終値 < EMA → Bearish
各指標の結果
EMA20傾き:PF1.13
635回の取引でPF1.13を記録。「価格とEMAの位置関係」よりも「EMAの向き」の方がPFが高い結果でした。傾きを判定基準にすることで、横ばい時のノイズを減らせる可能性があります。
Close vs EMA20:PF1.04
718回という最多の取引数でPF1.04をわずかに上回る結果でした。取引機会は多いが、PFは低めです。
Close vs EMA50:PF1.08
447回でPF1.08。取引数はEMA20より少ないですが、PFはやや高くなりました。
Close vs EMA200:PF0.91(マイナス)
239回でPF0.91と、検証期間中はマイナスとなりました。EMA200は単独のエントリーシグナルよりも、トレンド方向のフィルターとして使われることが多い指標です。単独での使用には限界がある可能性があります。
結果の解釈上の注意
- EMA20の方がEMA200よりPFが高い傾向がありましたが、これは検証期間の相場環境に依存している可能性があります
- 期間やTP/SLの設定を変えると結果は大きく異なります
- スプレッド・スリッページは含まれていません
- 将来の取引で同様の結果が得られるとは限りません
実データをダッシュボードで確認する
当サイト(fxinsight)ではEMA20傾き・Close vs EMA20/50/200を含む56指標のシグナルをリアルタイム表示しています。