この記事でわかること
- ボリンジャーバンド %B(2σ・3σ)をUSDJPY 60分足で約2年間バックテストした結果
- 2σと3σの有効性の違いと取引数・PFの比較
- バックテスト結果の正しい読み方と注意事項
リスク開示: バックテスト結果は過去のデータに基づく検証です。将来の利益を保証するものではありません。FX取引はレバレッジを使った高リスクな取引であり、元本を上回る損失が生じる可能性があります。本記事は情報提供を目的としており、特定の取引手法や口座開設を勧誘するものではありません。取引判断はご自身の責任で行ってください。
検証結果サマリー
USDJPY 60分足・TP45pips / SL30pips 固定・約2年間の条件で検証しました。
| 指標 | PF | 勝率 | 取引数 | 合計損益 |
|---|---|---|---|---|
| BB %B(2σ) | 1.14 | 43.8% | 576回 | +1,407pips |
| BB %B(3σ) | 1.30 | 46.8% | 94回 | +452pips |
2σ・3σともにPF(プロフィットファクター)が1.0を超える結果でした。3σの方がPFは高い一方、取引数が94回と少ない点に留意が必要です。
ボリンジャーバンド %Bとは
ボリンジャーバンドは移動平均線に標準偏差(σ)を加えたテクニカル指標です。%B(パーセントB) は現在価格がバンド内のどの位置にあるかを0〜1の数値で表します。
- %B > 1:価格がバンド上限を上抜けた状態
- %B < 0:価格がバンド下限を下抜けた状態
バックテストのエントリー条件
2σ・3σ共通の考え方
- Bullish判定:%B > 1(上限バンドを上回る → 上昇方向への継続を仮定)
- Bearish判定:%B < 0(下限バンドを下回る → 下落方向への継続を仮定)
今回はブレイクアウト方向(上抜けで買い・下抜けで売り)でのバックテストです。
2σと3σの結果の差異
取引数の差が大きいことが特徴です。2σは576回、3σは94回と約6倍の差があります。
3σはより極端な価格位置での発生のため、取引機会は少なくなります。一方でPFが1.30と高くなりました。ただし取引数94回は統計的に少ない水準であり、結果の信頼区間が広い点に注意が必要です。
バックテスト結果の限界
- スプレッド・スリッページを考慮していない点に注意が必要です
- 同期間内の相場の状態(トレンド相場・レンジ相場の比率)によって結果は変化します
- 単独指標のバックテストであり、実際の取引では複数指標を組み合わせることが一般的です
- 将来の取引でも同様の結果が得られるとは限りません
実データをダッシュボードで確認する
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取引環境について
ボリンジャーバンドを実際のトレードで使用する場合、スプレッドの水準は収益性に影響します。